
当たり前になってきたテレワーク。
働き方の一つとして定着しそうですね。
テレワークだと、通勤時間がかからず時間にゆとりができます。
育児や介護との両立もしやすくなりますね。
通勤がネックで仕事に就けなかった人も、在宅で仕事ができるようになります。
とはいうものの、テレワークではできない仕事もありますよね。
テレワークが可能な職種、無理な職種の違いについて書いていきます。
テレワークが可能な職種について
テレワークが可能な仕事には以下のような仕事が適しています。
- 仕事の成果物がはっきりしている仕事
- 現場にいなくてもリモートのコミュニケーションで対応できる仕事
- パソコンがあれば一人で完結できる仕事
例えば事務職は、データの入力や書類の作成などパソコンだけで完結できる作業が多く、打ち合わせが必要な場合もメールやチャット、オンライン会議などで、ほとんどの仕事ができます。
ITエンジニア、デザイナーなどクリエイティブ系もテレワークが可能な職種です。
クライアントとの打ち合わせは必要ですがそれ以外は作業に集中することができ仕事の成果もはっきり形になってわかりやすいからです。
意外と思われるかもしれませんが、営業もテレワークに向いています。
実際に訪問営業に代わってメールや電話での営業や、Web会議での商談が増えているのです。
セミナーや説明会などもオンラインで開催可能です。
テレワークが無理な職種について
一方、形のあるモノをつくる仕事では、テレワークは難しいでしょう。
製造業では工場の設備や装置を使用して製品を製造しますし、仮に産業用ロボットが製品を作るにしても、不具合が発生した場合の対応や検品などは、人が現物を確認する必要があります。
建設業では、品質管理や安全管理のために、現場に行かないと対応が難しい業務が多く他の業種よりテレワークの実施率が低いのが現状です。
また、人と直に接触する仕事もテレワークには不向きです。
医療、保育、介護などは、患者、子ども、介護される人の状況を実際に見なければ、対応することはできません。オンライン診療などの試みはありますが、利用できるケースは限られています。
また、お客とのコミュニケーションが求められる接客業、例えば宿泊業、飲食業などもリモートでの対応は難しいでしょう。
テレワークの求人はどんな職種がある?
大手の求人サイトや転職サイトを見ると、上記の「テレワークが可能な職種」のところであげたITエンジニア、デザイナーなどの求人数が比較的多いようです。
他にはCADオペレーター、カスタマーサポートなどの求人もありました。
しかし、フルでテレワークのか、週に何日か出社が必要か、通勤できない事情がある場合に限るのか、会社によっては制限があるので自分の希望に合うか確認が必要です。
この記事のまとめ
テレワークが可能な職種
事務職、ITエンジニア、クリエイティブ系、営業職等
テレワークが無理な職種
医療・保育・介護職、建設業、製造業、接客業等
「リビングが 3社の集う シェアオフィス」
これは、2020年度の「テレワーク川柳」でグランプリ賞を受賞した作品です。
お父さんは単身赴任、お母さんは時短勤務というのは昔の話。
テレワークが広がると、こんな家庭が増えていくのかもしれませんね。