最近はスマホでほとんどの用が足せてしまうので、パソコンは持っていないという人も多いのではないでしょうか。
でも、在宅で仕事をするとなると、パソコンは必須になります。
ネットで検索してみても種類が多すぎて、何を基準に選べばよいのかさっぱりわからなくて、途方にくれた経験ありませんか?
テレワークするのにノートパソコンのスペックって重要?
スペックは日本語では「仕様」という意味ですが、ざっくりいうとパソコンの性能を示すもの。
パソコンを選ぶときには確認したいポイントです。でもイマイチよくわからないという方も多いでしょう。
パソコンの主なスペックは、OS、CPU、メモリ、ストレージ、解像度等です。
- 【OS】
- パソコンの基本を管理する部分。
- 【CPU】
- パソコンの頭脳にあたります。
- 【メモリ】
- メモリは書類を広げる机のようなもの。メモリの数が大きいほど机が広くなり、たくさんの書類を広げられます。
- 【ストレージ】
- パソコンの記憶領域。メモリが机の上だとすると、ストレージは机の引き出しのようなもの。HDDとSSDがありますが、処理速度が速いSSDのほうが主流になりつつあります。
- 【解像度】
- 解像度は数値が高いほど文字や画像が見やすく、快適に作業ができます。
使用目的が文書作成や表計算などの事務作業がメインだとしても、もしWeb会議などでも使用するなら、CPUは「Core i5」以上、メモリは「8GB」以上、SSDは「256GB」以上が望ましいでしょう。
解像度は「1920×1080ドット」以上をおすすめします。
ノートパソコンの選び方! 特にテレワークなら○○で良い!
テレワークで会社と家の間を持ち運んだり、カフェで仕事をしたりするなら、13.3インチか15.6インチがよいでしょう。
13.3インチなら1キロ以下の軽量なタイプもあり、持ち運びがラクです。
上記であげたスペック以外にも、下記の点もチェックしましょう。
【バッテリー】
バッテリー駆動時間は8時間以上あるとよいです。
【Webカメラ】
カメラが内蔵されているとWeb会議が可能です。
【スピーカーマイク】
マイクが内蔵されているとヘッドセットなしでも大丈夫。
家電量販店に行ってみたら、パソコン売り場の中に、テレワークに適したパソコンや周辺機器を集めたコーナーがありました。
せっかく買ったのに、スペックが低くてWeb会議に入れなかったり、立ち上がりが遅くてイラっときたり、なんてことは避けたいものです。
不安な場合は店員さんに相談してみるといいでしょう。
テレワーク中のノートパソコンとは別にモニターが必要?
テレワークが始まり、会社から貸与されたのは13.3型のパソコン。
職場で使っているデスクトップと比べると、とにかく小さい。
何より画面で複数のファイルを見ながら作業をすることが多いので、「作業効率が悪いし、仕事がやりにくい!」こう叫んだら、それを聞いた家族が「だったらモニター増やせば?」「え? できるの?」
複数のファイルを開いて参照しながら入力作業をする場合、マルチディスプレイにすると作業効率が格段に上がります。
セッティングもHDMIケーブルで接続するだけ。
大きさは24~27インチ程度がよいでしょう。
ノートパソコンでは画面が小さいと感じている場合、モニターを増やすことをおすすめします。
この記事のまとめ
- テレワーク用のノートパソコンはスペックを確認して購入しましょう。
- CPU「Core i5」以上
- メモリ「8GB」以上
- SDD「256GB」以上
- 解像度「1920×1080」ドット以上
- ノートパソコンだけでは作業がしづらいと感じたら、マルチディスプレイがおすすめ
パソコンは安い買い物ではありません。
何が必要かをきちんと理解して、長く快適に使えるパソコンを選びたいですね。